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第9回本格焼酎・泡盛横浜大選集 報告

2002年に「九州本格焼酎大選集」としてはじまった大試飲会は、今年で9回目を数える。「第9回本格焼酎・泡盛横浜大選集」は、2010年6月26日土曜日、いつもの横浜港大さん橋ホールで開催された。チケットの販売枚数は昨年を下回るも、チケットぴあの前売券は完売。今年も来場者数は1,200名は超えそうだ。

今年の天候は曇り。この時期、晴れると気温が上昇して蒸し暑いが、曇りぐらいがちょうど良い。大さん橋ホールへ向かう大さん橋のデッキ風の木道を歩きながらあちらを見れば、すぐそこにランドマークタワーをはじめ、帆の形をしたインターコンチネンタルホテル、手前に赤レンガ倉庫と、みなとみらい地区を一望できる。じつに横浜らしいロケーションだ。

九州・沖縄はじめ全国各地から自慢の焼酎を引っ提げて横浜港大さん橋ホールに出店する参加蔵元数は、記録更新の最多45蔵。久しぶりの参加という蔵元もいくつかあり、もう大さん橋ホールでは蔵元ブースがこれ以上並びきらない。というほどの多くの蔵元の出店参加をいただき、今年は梅酒やリキュール、飲み方の提案をしたいという蔵元もあり、開会が待ち遠しい。

出店参加蔵元一覧 (別窓で開きます)

昨年は、横浜開港150周年の年だったのでそれにちなんだサブテーマに決めたが、今年は3月の実行委員会で委員会スタッフ一同が意見を出し合い協議して、 「好きです焼酎 ハマに集合!」 に決定。いつもは呑兵衛集団の横浜焼酎委員会だが、会議中は禁酒禁煙! 至ってまじめな会議だ。
入場の時にオリジナルグラスと一緒に渡される今年のパンフレットは、漫画家ビッグ錠さんのイラストだ。おじさん達にも、学生の頃の「庖丁人味平」といえばお馴染みでしょう。

チラシ表面   チラシ裏面
↑クリックするとチラシをダウンロードできます

この日も昼過ぎ、集まった蔵元さんとの一発勝負の最終打合せ「蔵元オリエンテーション」。 2時間の大選集の細かい詰めの打合せだ。久しぶりに出店参加してくれた奄美の朝日酒造さん、山田酒造さん、宮崎の姫泉酒造さんは、大さん橋ホールは初体験だ。

近年、若い夫婦が幼児を連れて来場する光景が増えてきた。場内が混雑しているので安全を考慮して、また、未成年者の飲酒防止を主催者として厳重に管理する必要と、同時に飲酒運転撲滅という社会性に迫られ、誓約書を提出していただくことにした。受付では混乱が予想されたが皆さまのご理解で特段の問題もなく、例年通りスムーズに入場していただけたことには来場の皆さまのご協力に感謝したい。

場内写真(開場直後)はこちら(別窓で開きます)

大選集の運営は分刻みのスケジュールで管理されている。今年もFMヨコハマの名司会者:栗原さんの司会で15時の時報に合わせて開会が宣言された。横浜焼酎委員会の松信会長の挨拶と、次に出店参加蔵元の紹介が手際よく続き、いよいよ待ちに待った試飲開始のホイッスルとなった。

場内写真(開会直後)はこちら(別窓で開きます)

今年のトピックスは、「飲み比べ横丁」と「弐拾度通り」。 同じ蔵元の同じ銘柄でも、製法により個性の異なる酒がある。そんな銘柄を集めた「飲み比べ横丁」が、昨年の好評を受けて今年も登場。また今年はさらに、大分や宮崎の地元でポピュラーな度数20度の焼酎を「弐拾度通り」として並べられた。「横丁」と「通り」をはしごして、気になる違いをご自分の舌で飲み比べるという趣向だ。

また、もう一つ今年の新たな企画は、梅酒にスポットをあててみた。梅酒は一般にホワイトリカーと呼ばれる無個性の甲類焼酎で漬けることが多いが、ここでは、芋、麦、米の本格焼酎に泡盛と、酒自体に個性のある本格焼酎で漬けた梅酒にこだわり、純粋な乙類焼酎で漬け込まれた梅酒が並べられた。粕取焼酎や芋焼酎、米焼酎で漬けた梅酒を味わってもらった。

会場散策 焼酎の歩き方2010

ここで大選集の楽しみ方をおさらいしておきます。場内400銘柄以上の焼酎を前に、初めての人はほとんどの人が舞い上がってしまうそうですが、短時間に効率よく焼酎を楽しむために… (いまさら聞いても遅いですが)
●入口その1  蔵元さんと話す

それを造った蔵元さんの話を聞きながら飲む酒はまた格別。
蔵元さんの人柄に触れ、好きになる一本が見つかるかもしれません。
酒は人なんですよね・・・   → 壁沿いに 蔵元ブースを進む

参加蔵元ブース写真(別窓で開きます)

●入口その2  イベントを楽しむ

横浜焼酎委員会の「Y-Chuコーナー」では、趣向にこだわって焼酎を楽しんでいただくイベントが用意されました。
焼酎の新しい魅力に気づくかも。
  → 開会セレモニー終了後、ステージ前方「焼酎初心者教習所」からスタート
  → y-chuコーナーへと続く

●入口その3  手酌で飲み倒す

お気に入りの銘柄、聞いたこともない銘柄、出会いを求め、焼酎ジャングルをひたすら飲みまわる!
  → 料理テーブルの周りにある 島を巡る (手酌が基本です)


横浜焼酎委員会オリジナル企画コーナー「Y-chuコーナー」では、本当にお馴染みになった「ナンコ」で今年も盛り上がった。酒席での数当て遊びで罰ゲームですから負けたら飲むことになっているのだが、目の前に置かれた焼酎銘柄は「村尾!」。心理としてゲームには勝ちたいけれど、村尾は飲みたい。と複雑な心境になる。毎年常連さんも遊びに来てくれている。

場内写真(後半)はこちら(別窓で開きます)

大試飲会も後半になって酔いもまわってくると、少し休憩の抽選会。ランドマークタワーのロイヤルパークホテル提供で同ホテルの宿泊招待券が2組4名に当たると聞いて、耳だけはステージに向きながら口元には焼酎をもう一杯。ランドマークタワー69階「スカイラウンジ」の招待券も好評だ。

お帰りにはY-Chuオリジナルグッズを記念のおみやげにと、昨年オレンジ色のスタッフTシャツをついでに並べてみたけれど不評だった。今年はもっと良いものを と販売用に企画して横浜焼酎委員会のロゴも背中に入れたカッコイイTシャツが並べられていた。
グラスホルダーは昨年、用意した数がすぐに完売したので、今年はスタッフ一同で大増産。

蔵元数が過去最高なら、スタッフ数も必然的に多くなる。開会前の蔵元さんとスタッフの集合写真に写っているのは総勢140名。こちらも写真に収まるには限界の人数のようだ。

大選集が終わって会場の外に出てから、大さん橋ホール前の階段や芝生の上でゆっくりくつろぐのがいつもの定番。いままでいつも天候には恵まれてきた横浜焼酎委員会だが、今年は大選集終了の時に少しだけ雨になったので芝生に出られず、階段部分でいつまでも余韻を楽しんでいた。

後援:横浜市経済観光局、神奈川県、FMヨコハマ、tvk(テレビ神奈川)、朝日新聞横浜総局、読売新聞東京本社横浜支局、毎日新聞横浜支局、神奈川新聞社、日本経済新聞社横浜支局、産経新聞横浜総局、アール・エフ・ラジオニッポン、横浜商工会議所、 (順不同)

協賛:横浜ロイヤルパークホテル

協力:株式会社有隣堂、株式会社横浜アーチスト、株式会社イズミ産業、エミリーズバルーン株式会社、かごしま遊楽館、株式会社有村屋、川畑水産、村上カラシレンコン店、チーム・ハブ 渡邊春信写真事務所、(社)全国遠洋沖合いかつり漁業協会、全国いか加工業協同組合、   (順不同)



ご参加いただいたご来場の皆様には、誠にありがとうございました。

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